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【2026/9/25】錦織圭が会見、大会に向けた抱負を語る

■今季限りでの引退を表明している錦織圭(ユニクロ)が30日に東京・有明で開幕する木下グループジャパンオープン(男子大会)に出場する。国内で最後となる公式戦を前に錦織が25日、会場の有明コロシアムで記者会見を行った。錦織は「全米(予選)でも熱い気持ちだったり、テニスをお客さんの前でできる幸福感みたいな、楽しさはすごくあった」とした上で、「やはり日本でやるのはまた違う感覚にはなる。自分のしたいテニスをコート上で披露して、悔いなく終われるようにしたい」と話した。

■今のコンディションについて問われた錦織は、「別にすごい良くもないが、今回は特に、コートに入ればアドレナリンだったり(が出て)気持ちで押し切れる部分もあると思う。そこら辺は心配してない」。ここ5年ほどは故障に苦しみ、3、4年前にも一度、引退の文字がちらついたという錦織は、「その時、悔いを残しながら辞めるのだけは一番嫌だなと思っていた中で、練習とかトレーニングとか、ちょっとずつ気持ちと足が重くなってくるっていうのが出てきていた」という。しかし、引退を表明して臨んだ今季、「この全米で熱い気持ちも取り戻せたし、ある程度自分の中でいい試合もできて、出しき切れたなと思ったので、そういう終わり方ができて良かったと思う」。最後となるジャパンオープンについても「今回ワイルドカードをもらえて、日本で最後試合ができるのは、ボーナスみたいなものだと思って戦える。自分にとってすごくありがたい終わり方ができるのかなと思います」と今の気持ちを明かした。

■錦織にとってジャパンオープンは12年と14年の2度優勝している思い出深い大会。錦織は「優勝できたあの瞬間というのは今でも忘れない。(一番の記憶に残っているのは)前の週のマレーシアで優勝してここに入ってきて、決勝でラオニッチ(カナダ)に勝って優勝した時。この大会は(海外の)どの大会とも違う意味での大きな目標で、優勝するのはもう格別なものだったので、それは今でも覚えている」と振り返った。

■07年に転向してから19年のプロ生活。「よく頑張ったなっていう気持ちがありますけど、やっぱり悔いの残る部分も多い。怪我をして、多分、合計すると何年もツアーの期間を失っているので、それがなかったらとも思う。なかなか満足はいってないが、でもよく頑張ったなっていうのも本音である」「一番思い出に残っているのは、全米オープンで決勝に行けたこと。決勝はかなり緊張して、もう体力もなくてボコボコにやられた試合だった。(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリーの)トップ4の選手とグランドスラムとか大きな舞台でいい試合ができたことも誇りとしてある」と語った。

■引退後については「今はこれというのはない。気持ちが落ち着いたら、自分に何ができるかを探したい」という錦織。「自分が歩んできた道、経験を特にジュニアの選手と共有できたらいいなと思う。日本のテニスがどんどん強くなって欲しい気持ちは強くあるので、そこをどう手助けできるか、色々探っていきたい」と話した。

■木下グループジャパンオープン(男子大会)には、シングルス本戦に錦織とともに島袋将(有沢製作所)と坂本怜(IMG)が主催者推薦で出場。28日から始まるシングルス予選には、望月慎太郎(木下グループ)とダニエル太郎(エイブル)、西岡良仁(ミキハウス)が出場する。また、ダブルス本戦にはリンキー・ヒジカタ(豪州)/上杉海斗(江崎グリコ)と望月/渡邉聖太(ネッツトヨタ神戸)の2ペアが出場、ダブルス予選には島袋/坂本のペアが出場する。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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