【シングルス準決勝】
〇イジ・レヘツカ(チェコ) 6-4、6-2 ●バランタン・バシェロ(モナコ)[8]
■この大会初出場のレヘツカが、1時間9分の試合で第8シードを退けて決勝に勝ち上がった。強打で攻めてくるバシェロに対して、緩急をつけたショットでボールをつないで相手を振り回し、チャンスとみるとフォアの強打でポイントを奪う攻撃がさえた。ラリー戦で主導権を取られたバシェロが、試合展開を替えようとネットに出てきても、巧みなパスでポイントを奪い、相手に流れを渡さなかった。この大会好調なサーブもさえて、合計9ゲームあったレヘツカのサーブで、相手に取られたのはわずか4ポイントだった。
■レヘツカが「相手も素晴らしいサーバーだが、試合の中で違いがあったとしたらリターンの質だったと思う。私のリターンは安定していた。特にセカンドサーブのリターンは一番いい形に持って行けた」と勝因を語った。レヘツカは相手セカンドサーブで68%の確率でポイントを奪い、合計3度ブレークを果たした。一方、自分のサービスでは、相手に1度もブレークポイントを与えなかった。セカンドサーブを強打してくるバシェロに対して、セカンドサーブでボディーを狙い、相手の攻撃を封じた。レヘツカのセカンドサーブでのポイント獲得率88%という高い数字がそれを裏付けていた。
■先月中旬にあったデ杯・米国戦では、L.ティエン(16位)とB.シェルトン(4位)を破り、調子の波に乗ってこの大会に臨んでいる。「決勝に進めるのはスーパーハッピーだ」と喜びを語ったレヘツカは、昨年のドバイでアルカラスを破っている。「今週はいいコンディションの中でパいいフォーマンスが出来ている。タフマッチになるだろうが、今日のようにサーブをしっかり打って、できることをすべて出すしかない」。アルカラス戦2勝目をしっかり見据えている。
(日本テニス協会)
























