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【2026/10/22】内島萌夏は、予選勝者のストイアナにフルセットで敗れる

[シングルス2回戦]
○メアリー・ストイアナ(米国) 6-3,2-6,6-3 ●内島萌夏(安藤証券)

■ストイアナは勢いのあるグラウンドストロークにネットで仕留める形を交ぜ、攻撃的にプレーしてきた。そのストロークに内島はタイミングが合わず、なかなか自分の形で捉えられない。「ボールを感じられていなかった」と内島。いい感触で打てなかった要因の一つが、相手のストロークの独特の弾道だった。「飛んでくる軌道が、思っていたよりちょっと速くて低かった」。これに慣れるのに時間を要し、第1セットは2-6と圧倒された。

■だが、第2セット1-1で初めて相手のサービスゲームをブレーク。このあたりから徐々にショットの精度が上がる。6-2でセットを取り返し、最終セットも2-0。セットをまたいで5ゲーム連取の内島が流れをつかんだと思われたが、次のゲームは2度のデュースの末にキープを許す。「そのゲームを取り切れなかったのは一番の敗因」と内島。2つ続けてブレークすれば相手は意気消沈しただろう。そのひと押しができず、ストイアナが息を吹き返す。ブレークバックを許して2-2、さらに3-4からのサービスゲームも破られた。相手に傾いた流れはもう変えられなかった。

■「自分のショットと自分自身を信じることができた」と競り勝ったストイアナ。一方の内島は、第2セットにはショットの感覚を取り戻したように見えたが、「気持ちよくやらせてもらえてはいなかった」と明かす。どれだけ自分を信じられるか、その差は大事な場面であらわになる。相手の弾道に悩まされ、終始、「モヤモヤしながら」戦っていた内島が、最後にひと押しできなかったのは必然だったのかもしれない。

■「1回戦も2回戦も、満足のいく試合内容ではない」と内島。来週はWTA500グレードの東レ パン・パシフィックオープンに出場する予定だ。「切り替えて、もうちょっといいパフォーマンスで……。それに結果が伴えばいいと思っている」。目指すのは年明けの全豪での本戦直接出場だ。シーズンも終盤、残る2大会でラストスパートをかける。

(日本テニス協会)