[シングルス2回戦]
○レイラ・フェルナンデス(カナダ) 6-1,6-4 ●ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)
■開始直後はときおり小雨が舞い、主審が何度か試合を止めて回復を待った。調子を上げたいところで水を差されても、フェルナンデスは動じなかった。「雨の中断が数回あったが、集中を切らさずできた」と、立ち上がりから5ゲームを連取して主導権を握った。
■第2セットはガルフィが調子を上げて競り合いになったが、フェルナンデスは「前向きな考え方を保ち、自分のゲームプランを実行し続けることができたのがよかった」と主導権を渡さなかった。相手の強打には、高いボールを交ぜて対処、返球が甘くなるところを、得意とする早いタイミングのショットで仕留めた。「最も大事だったのは自分と自分のスピードを信じることだった」とフェルナンデス。「速く動いて早いタイミングで打てばチャンスが生まれる」と持ち味を出しきった。
■試合で大阪を訪れるのは東レ パンパシフィックオープンに出場した19年以来、6年ぶりになる。「大阪の皆さんはとても温かく迎えてくれるし、みんな明るくハッピー。ポジティブな雰囲気を感じることができると、いいプレーをしたいという気持ちになる」と話した。
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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