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【2025/10/14】川口夏実、齋藤咲良組が日本勢対決を制す

[ダブルス1回戦]
○川口夏実(Radius7)/齋藤咲良(富士薬品) 6-1,6-4 ●木下晴結(ミキハウス)/園部八奏(IMG)

■17歳の園部、18歳の木下、19歳の齋藤、23歳の川口と、日本女子のホープ4人がそろってコートに立った。4人の四大大会ジュニアでのダブルスの成績には目を見張る。川口は19年全豪で優勝、木下と齋藤はペアを組んで23年全豪準優勝、齋藤はほかにも2度、グランドスラムで準優勝している。園部はダブルスでは準決勝進出が最高だが、シングルスで今年の全豪を制した。爆発力のある川口が安定感抜群の齋藤と組み、伸びのあるストロークが武器の園部は、高い技術を持つオールラウンダーの木下とペアを組んだ。

■第1セットは川口、齋藤組がリズムをつかみ、圧倒した。第2セットは木下、園部組が先にブレークに成功、4-2と先行したが、川口、齋藤組がここから4ゲームを連取して一気に決着をつけた。齋藤は「夏実ちゃんの勢いが良くて、後ろで頑張っていたらすぐボレーで動いてくれるので、すごく楽しかった」と川口に感謝。川口も「咲良ちゃんのグラウンドストロークやサーブがとてもよかったので、私が簡単にボレーで決めることができやすかった」とパートナーをほめた。

■齋藤は「相手が慣れてきて(調子が)上がったのもあったので、第1セットより少し積極的にと心がけ、早めにストレートに展開したり、ボレーでもフェークをかけて動いたりした」と第2セットの挽回を振り返った。ペア結成初戦とは思えない相性の良さを見せた川口、齋藤組の快勝だった。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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