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【2024/10/20】車いすテニスの部は上地結衣に栄冠

[車いすテニス・シングルス決勝]
○上地結衣(三井住友銀行) 6-0,6-0 ●田中愛美(長谷工コーポレーション)

■上地のコメント「田中選手のポジションを見極めて、しっかりと左右に打つことができた。自分もしっかりと動けていた。パリ・パラリンピック以上のクオリティの試合を見せたいという気持ちで臨んだ。なかなかそこまではいかなかったが、車いすテニスの面白さは少し表現できたかなと思う。大阪のお客さんたちに昨年よりいいプレーを見せたいと、練習に気持ちが入った。決勝は本当に集中していた。クオリティは最近で一番良かったと思う。お客さんが見に来てくださって、プレーの質を上げてもらえる。座席に座りきれないぐらい待ってくださっていると聞き、すごくうれしかった。こういう機会が増えたらうれしい」

■田中のコメント「フォームの改良をしているサーブとフォアハンドが、噛み合うところと噛み合わないところがあった。それにつられて、得意だったバックでの攻撃がうまくスタートできず、流れをつかめなかった。ただ、(フォームを)変えている部分に関しては、やらなければ仕方ないので、ダメではなかった。(先行しながら取りきれないゲームが多かった)フォアの不安も影響していると思うし、上地選手が相手で、ラリーが長くなると向こうの方に分があるのと、不安がある状態でラリーを長く続けることがいい感じではなく、早く決めたいと思い、急いでしまった」


[車いすテニス・ダブルス決勝]
○上地結衣/田中愛美 6-1,6-1 ●岡野莉央(東邦高校)/高室侑舞(SBCメディカルグループ)

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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