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【2024/10/15】18歳の齋藤咲良がWTA本戦初勝利

[シングルス1回戦]
○齋藤咲良(富士薬品) 6-3,6-2 ●ジェシカ・ボウサスマネイロ(スペイン)

■18歳齋藤の鮮烈なWTA初勝利だった。今年のウィンブルドンと全米で3回戦に進出したボウサスマネイロを相手に、終始主導権を握り、1時間14分で快勝した。相手に3度、ブレークポイントを握られたが、威力のあるサーブで切り抜けた。「ファーストサーブがとても良かったが、その中で相手のリターンのポジションを見たりして、気持ちよくリターンさせないように心がけた。デュースや相手のブレークポイントでも、しっかり振り切ってサーブを打つことができた。サーブは100点満点」と胸を張った。

■前週の全日本選手権は準優勝。第1シードの重圧に苦しめられた。大接戦になった準決勝に勝つと「心が折れそうな場面がいっぱいあった」「思った以上にきついです」と本音をもらした。その経験があったから、WCで出場、チャレンジャーの立場の今大会は、緊張せずに臨めている。WTA初勝利に王手をかけた第2セット5-2のサービスゲームだけは「少し緊張した」というが、堂々としたプレーで試合を締めた。この場面を「コーチや周りの人には『あれ、緊張してたの?』みたいに言われました」と笑顔で振り返った。

■「自分のプレーがとても良かったので、これを毎試合出せたら、トップ100の選手と戦えるとは思います」と自信を得た。自己最高ランクは今年7月にマークした156位。「この1年でトップ100に持っていけたらいい」と目標を設定しているが、こんな試合を続ければ、100位を切るまで長い時間はかからないだろう。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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