【ダブルス決勝】
〇ユーゴ・ニス(モナコ)/エドゥアル・ロジェバセラン(フランス)[2] 7-5、7-5 ●ロハン・ボパンナ(インド)/柚木武
■2セットとも同じような展開だった。ともに譲らず5-5まで行くが、ボパンナのサービスとなる第11ゲームがともに40-40となった。ノーアドバンテージ方式のダブルスでは、この後、ディサイディングポイントの1ポイントでこのゲームが決まるが、柚木/ボパンナは1、2セットともここでポイントを取れずに、手痛いブレークを許した。第1セットでは、第12ゲームの相手サーブでチャンスを作ったものの、ブレークにはつなげられなかった。「相手のネットにスレスレのようなボールだったり、セカンドサーブに対するアグレッシブなリターンだったりに、僕がボレーでなかなか止められなかった。ボレーの決定力が低かったのが、この結果になってしまって、すごく悔しい」。記者会見の冒頭で悔しがった柚木だが、「準優勝はうれしい。準優勝で悔しいと思えるのは、自分の成長につながる悔しさなのかなと思う」と言葉を継いだ。これでダブルス世界ランクは初めて100位を切る。今後は主戦場のチャレンジャー大会を回りながら、ツアー出場も模索して、来年の全豪ダブルス本戦を目指すという。
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx