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【2025/9/27】上杉海斗/渡邉聖太は、第1シードに逆転負け

【ダブルス準々決勝】
〇クリスチャン・ハリソン/エバン・キング(ともに米国)[1] 3-6、6-4、[10-2] ●上杉海斗/渡邉聖太

■上杉/渡邉が惜しい試合を落とした。第1セットを先取して、第2セットでも3-2からの第5ゲームではブレークのチャンスがあった。しかしあと1ポイントを取れず、最終セットのマッチタイブレークでは、一方的な展開で勝利を持っていかれた。

■「いいプレーができれば勝つチャンスはあると思っていた。最後は僕らが引いてしまって、ミスがでた」と渡邉。上杉も「第2セットの途中から自分たちのサーブやリターンの確率が落ちた。ちょっとの差がツアーレベルでは最後に大きく開いてしまうと感じた試合」と悔しい逆転負けを振り返った。

■ペアを組み始めてこれが6大会目。「5大会目のチャレンジャーで決勝に進めて、6大会目で(ツアーの)1回戦を勝つことができた。僕らのプレーは確実に良くなっているのを感じる」と渡邉は手ごたえを強調した。上杉も「負けてしまったが、プレー自体は良かったのではと思う。このプレーを続けていけば次につながる」と話す。ダブルス世界ランクで147位の渡邉と180位の上杉だが、この大会の1回戦突破でランキングは上昇する。この後はチャレンジャー大会を回って、来年の全豪本戦に出場できるまで世界ランクを上げるのが目標だ。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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