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【2024/9/23】本戦の組み合わせが決まる

■25日の本戦開幕を前に、予選や公開練習を見に訪れた観客や「ATPキッズデー」の催しに集まった子どもたちを集めて、公開ドローイング(組み合わせ抽選)が行われた。22年大会の優勝者で、今年の全米で準優勝のテーラー・フリッツ(世界ランキング7位)がシングルス第1シード。1回戦では、今年、ツアー2勝目を挙げ、7月には自己最高の20位をマークしたフランスの新星アルトゥール・フィス(24位)の挑戦を受ける。1回戦屈指の好カードだ。

■ワイルドカード(WC=主催者推薦)で出場する錦織圭(200位)は、14年全米オープンで優勝を懸けて戦ったマリン・チリッチ(クロアチア、373位=公傷制度のプロテクトランキングで出場)と当たる。両者とも故障でランキングを落としたが、調子を戻している。錦織は2週前のデビスカップ日本対コロンビア戦のシングルスで勝利を上げ、チリッチは中国・杭州のATP250で内山靖崇らを破っている。対戦成績は錦織の9勝6敗。

■西岡良仁(WC、59位)は21位のフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)との対戦が決まった。同じくWC、昨年大会で4強の望月慎太郎(146位)は、18位のウーゴ・アンベール(フランス)に挑む。相手は強豪だが、「第1シードと当たるつもりだった」と万全の準備で臨む望月に、臆するところはない。

■第2シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド、8位)はマルコス・ギロン(米国、47位)と対戦する。第3シード、カスパー・ルード(ノルウェー、9位)の1回戦の相手はジョーダン・トンプソン(豪州、29位)。昨年の覇者、第8シードのベン・シェルトン(17位)の1回戦は、同じ米国のライリー・オペルカ(306位=プロテクトランキングで出場)との顔合わせ。ビッグサーバー同士の迫力満点の打ち合いが期待される。全米で4強入りした第7シードのフランシス・ティアフォー(15位)も1回戦は米国対決、36位に浮上して自己最高ランクを更新したブランドン・ナカシマと顔が合う。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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