[シングルス1回戦]
○ジョーダン・トンプソン(豪州) 6-3,6-4 ●アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
■21年に同じ有明コロシアムで行われた東京オリンピックで金メダルを獲得したズベレフだが、ジャパンオープンの大会デビューはほろ苦いものになった。第1セットを落とし、第2セットは序盤に相手のサービスゲームを破ったが、すぐにブレークバックを許した。4-4からのサービスゲームを落とすと、もう、盛り返す勢いはなかった。
■ズベレフが「油断のならない相手」と評したように、トンプソンは上位選手にとって危険な選手ではある。だが、それよりズベレフ自身の調子が上がらなかった。ファーストサーブ時のポイント獲得率は63%と低調だった。丁寧にラリーをつないでポイントを取り、なんとか盛り返そうと苦心したが、攻撃的なショットがことごとくミスにつながり、最後までリズムに乗れなかった。
■「練習では、この1週間でプレーが良くなかったのはたった1セットで、調子が良かった。けれども今日は最低のプレーをしてしまった。彼がいいサーブを持っていて、調子が良かったのは確かだが、自分が本当に悪い試合をしたと言うしかない」。ズベレフは努めて感情を抑えながら、苦い敗戦を振り返った。
(日本テニス協会広報部)
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ニュース
2023/10/16 SHARES
【2023/10/16】ズベレフが1回戦でトンプソンに敗れる波乱
2023/10/16
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