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【2023/10/14】シングルス本戦の組み合わせが決定!

■16日から本戦がスタートするのを前に、公開ドローが行われた。日本勢では綿貫陽介(フリー)が第2シードのC.ルード(ノルウェー)と、望月慎太郎(IMG Academy)はT.エチェベリ(アルゼンチン)と1回戦で対戦する。西岡良仁(ミキハウス)と島袋将(有沢製作所)の1回戦の相手は予選勝者となった。シングルスとダブルスの予選も始まり、シングルス予選では、ダニエル太郎(エイブル)、野口莉央(明治安田生命)、内山靖崇(積水化学)の3人が2回戦(決勝)に勝ち上がった。予選2回戦ではダニエルと野口の日本勢が対戦、内山はM.ギロン(米国)と対戦する。ダブルスは、市川泰誠(ノア・インドアステージ)/今村昌倫(JCRファーマ)組と望月/野口組が予選2回戦(決勝)に進んだ。

■シングルスの組み合わせが決まった。日本勢では世界ランク79位の綿貫が、同9位のルードと1回戦で対戦する。2人はともに1998年生まれ。プロになってからの対戦はないが、ジュニア時代には2度対戦があり、15年はルードが勝ち、16年には綿貫が雪辱を果たして、1勝1敗と星を分けている。今年に入ってトップ100入りした綿貫は、今夏、ウィンブルドンでA.ズベレフ(ドイツ)から、上海マスターズでもT.フリッツ(米国)から、ともに1セットを奪うなど上位陣と当たっても接戦を演じている。綿貫のサーブとフォアの強打がルードの守りをどこまで崩せるかがポイントになる。同201位の望月と同31位のエチェベリは初めての対戦となる。

■ドローイングに立ち会った島袋「こうしたATPのイベントに出るのは初めて。ファンの方々とも交流できたし、参加できたことがまずうれしい。今年はまずチャレンジャーで勝てるようになって、その後、四大大会の本戦に上がり、ツアー本戦でも一つ勝てるようになった。実力が結果として表れていると感じられる。テニス自体もすごくいい状態で東京に帰ってこられた。気負わず一戦一戦楽しみたいが、その中でも勝ちにこだわり、勝負していきたい。ベスト8をまず目標に、それ以上に(目標を)更新できるように頑張りたい。ロッカールーム(選手控え室)では、昨年はあこがれの選手が周りにいっぱいいて居づらい雰囲気があったが、今回は慣れなのか、一人のプレーヤーとして戦う覚悟があるからか、自分のリズムで過ごせている」

■1回戦屈指の好カードは、第1シードで世界8位のフリッツとC.ノリ―(英国)の対決。同16位のノリ―はランキングが1番違いでシードから漏れたが、昨年は同8位まで上り詰めた実力者。2人の対戦成績は6勝6敗と互角で、直近となる今年1月の大会ではノリ―が勝利している。大会連覇を狙うフリッツに初戦から難敵が立ちふさがる。第3シードのズベレフはJ.トンプソン(豪州)、第4シードのA.デミノー(豪州)は予選勝者と1回戦で対戦する。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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